子供とアート〜日常がテーマ?府中市美術館「フィンランド・デザイン展」へ

richgirlです。

すっかり秋ですね。もう気分は「○○の秋」にとらわれています。

 

2017年は北欧関連の美術展が多い。

フィンランド独立100年なので、フィンランドを取り上げたところも多いです。

それにしても日本人は北欧のデザインが好きです。ほんとうに。

シンプルでミニマムで機能性もあるところが日本人好みなのでしょうが、

ここらへんはいろんな考えがあると思いますので、私の考えは割愛。

 

幼稚園児の次女を連れて、府中市美術館の「フィンランド・デザイン展」に行ってまいりました。

 

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日常を幸せにするデザインの知恵、かあ。日本人が好きそうなタイトルだね(しつこい)。もちろん、私もこういう目線大好きです。

 

やっぱりフィンランドのキャラクターといえば、ムーミンかな。かなりフューチャーされてました。ムーミンのこと嫌いな日本人、いるかな?

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まずはロビーにはフィンランドの有名なデザイナーたちの椅子が並び、自由に座ることができます。

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北欧の魅力といえば、色使いの上手なところですよね。ヨーロッパの国々もカラフルですが、北欧はベースに白、そこに色をポン、とのせることでその色をより「カラフル」にみせるのがうまいなと。日本人そういうの好きでしょ(しつこくてごめんなさい)。

 

中の展示は写真撮影が難しいので、割愛させていただきます。平日にしては、混んでいたなあ。ゆっくりみたいかたは平日の閉館まぎわに足を伸ばすのがよさそう。(入場は4時30分まで。展示のボリューム的に30分で見れると思います)

府中市美術館 東京都府中市ホームページ

 

小さいお子さんがいる方は、ロビーだけで十分です。ロビー内はもちろん無料。遊具みたいな椅子が立ち並び、好きなポストカードがスタンプで作れる。

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ロビーにはマリメッコ、イッタラ、アラビア、など北欧デザイングッズも購入できる特設ショップもありましたよ。

さて、でもこれらは文字にすると「また?」と言いたくなるくらい聞き飽きた&見飽きた感が。ある意味フィンランドデザインって新しいものが少ない、とも言えるのかも。。

ただ、そうは言っても、やっぱり見ると「素敵だな」と感じてしまう。昔からあるものが全然古臭くなく、そして何度見ても新鮮で素敵に見えるのもフィンランド・デザインの特徴なんだなと思いました。同じモノを何度も見てきていますが、毎回何かしらハッとしてしまいます。そして、それが日常使いできるものが多い。最高です。

 

 

そんなこんなで楽しい時間を過ごしてきたんですが、帰る前にちょっと待ったーーー!

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これ見て帰ってください。

公開制作71 原倫太郎 回転から、はじまる 東京都府中市ホームページ

 

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ピタゴラスイッチのような、、なんというか、それの洗練版?ピタゴラも洗練されてますが。よおく見るといろんな仕掛けがされているんですよ〜

心を無にして、じーーっと見ていると、ちいさな悩みが消えてしまうような、不思議な感覚に襲われました。こんがらがっちなアタマがクリーンに。無我の境地。あれと似てますかね、ニュートンのゆりかご。

 

 

ちと、言い過ぎましたがこれは「公開作品」として同時期にロビー奥に無料公開されている作品。フィンランド・デザインのついでにぜひ。

 

アートの表現っていろいろだけれど、老若男女が楽しめる、作者の自己陶酔に偏らない、理解を求めない、そして何かを与える、というのが一番の作品だと思っています。

この作品はそんなところにストンと座っている作品だな、このアーティストさんの今後に注目したいと思いました(この先、これ以外の表現もしてくれそう)。

 

 

その奥にはカフェがあるので、一息。クリームソーダいただきます!

クリームソーダの泡現象に子供大喜び。そういえば、なぜ「泡」ができるのだろう??原因をちょっと調べてみましたが、よくわからないや〜 

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