久しぶりに素敵な中年に会った!〜オザケンカムバックに想う正しい年の取り方

richgirlです。

 

私自身がもうすっかり40代の中年なので、これからどうやって過ごしたらいいものか頭を悩ませているところ。

とはいえ40代は「40にして迷わず」という言葉があるくらい、身辺がクリアに判断できる面白い年代なので、そんなに足元がぐらつかない方が多いのではとも思っています。そして公私ともに忙しい年代です。友人たちも多忙ではっきりここらへんを語る機会が少ないので、なんとも言えないのですが良くも悪くも充実した生活を過ごす時期。まわりの目を気にせず楽しめる年代ともいえるでしょう。

 

ちょっとタイムラグありすぎな話題で申し訳ないのですが、2017年初冬にオザケンが日本にカムバックしてました。その時発表されたシングル「流動体について」がチャート2位になったりして世間を賑わせていましたが、斜に構えがちの私は素直にこのカムバックを受け取りませんでした。恥ずかしながら。。紅白もすでに決定ということで、私は逆に世間をバカにしていました。深く考えずに受け入れすぎなのでは、、懐古主義では、、と。

 

でもこの映像をみて、ようやく素直にオザケンカムバックの意味とその正しい年の取り方を受けとめることができました。こんなにタイムラグがあって恥ずかしい。そして、オザケンに深く謝罪したいくらい。

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もともとサブカルチャーな存在だった自分の世界を、大きく大衆に発信したオザケン。(ここのところちょっと星野源とかぶるのですが)そして、また民放に堂々と姿を見せて、相変わらずの正攻法でやってくれました。

「僕は聞き手に恵まれている」「世間のレベルの高さにびっくりしている」など控えめコメントでまとめているのがこれまたにくい。にくすぎる!

 

メディアを利用するのがとても上手ですね。普段は引き算で自分の表現を最小限にまとめつつ、伝えたいところはこういう民放などできちんと言い、歌う。裏表がないし、ブレがないのでちゃんと世間に伝わってる。いいですね。いいな。正しい。こういう大人になりたい。こういう年の取り方をしたい。

 

なんて思った午前4時のできごと。