richgirlの本レビュー〜「一流の育て方〜ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる」

richgirlです。

 

 

この手の本、大好きです!若い頃は斜に構えてたので絶対にこういう本は読まなかったんですが、酸いも甘いも経験した40代ではよくも悪くも面白く読めました。

 

子供を持つ親はず〜〜っと子育てに関しての悩みは消えません。ないよ、という方は諦め入ってません?それくらい答えがあってないような、難しい永遠の課題です。ずっと考え続ける価値はあると思います。

 

原題「FRIST CLASS EDUCATION」上がりますね!このタイトル。さあ、気分を盛り上げていきますよ。

本書をめくると、どんどん興味をそそるタイトルが繰り広げられていきます。

 

 

世の中には「頭のいい子供の育て方」や、「東大・ハーバードに子供をいれるには」といった類の本はたくさんあるが、幸福なキャリア・人生を切り開く「子供に感謝される育児法」を幅広く調査し、これほど複合的な視点で論じた本は皆無といえよう。

 

 

とまで、本書の中で言い切っています!そうなのですか?

 

確かに、本の中でたくさんのエリート(一流大学卒)の受けてきたアンケートが具体的にちりばめられています。彼らは自分が受けた教育を子供の立場で結果論を語ってくれます。良い点も悪かった点も。

確かに「これをすれば」→「こうなった」という結果が見れるのは、参考になります。

 

ここまで自信満々な本を読むと、いじわるしてあげたくなってしまうのです。が、全然反論の余地はありませんでした。

 

おおまかにまとめると

子供の主体性を重んじる(自分で決めさせ、自己認識、自信を育てる)

視野を広げる(才能を見つけて、天職へ導く)

やり抜く力を育てる(子供のモチベーションをあげる、七転八倒のススメ)

コミュニケーション能力を高める(相手への理解力を高める)

子供へ知的好奇心を芽生えさせる(勉強の習慣づけ、動機づけ、意義を教える)

しつけと親の振る舞いが将来を左右(自制心・思いやり・教養、金銭感覚を教える)

無償の愛(子供のありのままを受け止める。夫婦仲良く)

 

 

ね、どれもこれも正しく、そして目新しいことはどこにもなかったんです。

本当に、子育てって子供と真正面に向き合うことだけが大事なんだなとしみじみ思います。子供をちゃんと見ていると、「その子が今夢中になっていること」「いま必要なこと」が見えてくるし、他の子と比べることなく「その子自身をみてあげる」ことがどれだけ子供によって良い効果があることか、、

 

そして、さらにあとがきで、子育てで一番大切なのは「無償の愛」と言い切っています。

 

つまりですね、つまりこのブログの最初のほうで子育ての悩みのない方をディスっているところもあるのですが、それはそれで大丈夫ってことみたい。

親がおおらかに、子供をただただ愛するってことができていれば、それでいいらしい。そうですよね、悩みすぎて逆に子供に悪影響なのでは、、って親(わたし?)もいますし。

 

 

ま、基本はそことして。

さらに一流に育てるためのオプションを本書でちょこまか紹介していました。それは、ご自分で読んで理解したほうがよいと思います。

 

以上。さあ、我が家は一流に子供を育て上げることができるか?あとはお金の問題が大きい気がしてますけどもね。。