子供といっしょ〜大人しい子供の子育て〜1/2成人式を迎えて

richigirlです。

 

ひさしぶりのブログ更新です。

短期集中でやりたいことがあって、ブログをおやすみしていました。それについてはまだ道途中なのでまた、いつか。

 

そんなこんなでしたが、その間にもいろいろあって。

次女の七五三のお祝いをしつつ、長女の1/2成人式も一緒にお祝いをし、思うところあり。この気持ちを残しておこうと思いました。

 

 

我が家の長女はかなりおとなしく、お友達ができず。

私はそのことで軽く悩んでいました。

 

赤ちゃんの時は大人しく、どこへ連れて行っても困らず、とても育てやすかった。

幼稚園の時はまわりに振り回され、自分のやりたいことができてないように見えた子供にヤキモキ。

小学校低学年はお友達とうまく遊べず、学校で主張できず、一人で帰ってくる子供をただただ見守るしかなかった。

www.richgirl.tokyo

 

 

ようは、私の「子供は元気で」という価値観にとらわれていたのが悪かったのです。

私は子供のとき、毎日暗くなるまで遊び、屋根に登ったり、幼稚園から自転車で遠征したり、、と元気に遊んでました。主人も外で遊んでてなかなか帰ってこなかったそうです。子供のときのその体験は今でも覚えているので、その感覚を身につけて欲しいと思っていました。

なので、私たち夫婦ふたりとも「もっと元気に遊んで来い!!」という気持ちでモヤモヤしてしまったのですよね。

 

 

そんな長女が3年生の秋(去年)頃、たまたま家の近所に住む女の子と急に仲良くなり、その子が友達の多い子だったので芋づる式に友達の輪が広がりました。

 

本当にその子には感謝しているのですが、、「自分を認めてくれる友達」「自分がそのままで大丈夫な友達」の存在に自信がついたようです。

それまでは「周りと何を話していいかわからない」と迷っていたので。

 

 

自分に自信がついたので、いろんなことが出来るようになってきました。

・自分の好きなことを堂々と主張する

・自分のペース(かなりゆっくりさん)を笑って受け止められる

・嫌なことはイヤと表現できる

・やってみようと思う心

 

普通のことなんですけども(汗)でもうちの子は今までできてなかったんです。だって、親である私がうちの子を受け止めてなかったんですから。。(もっと元気に、積極的に、など変な価値観にとらわれていました)

 

今はいろんなことを「それがあなただよね」と言って聞くようにしています。

 

長女はいつのまにか声が大きくなって、しっかり発言できるようになってきました。まだまだ学校では本音は出せないとは言ってますが、クラス委員候補に名前が出るくらい(本人はイヤみたいですが)まわりも認めてくれるようになったようです。

 

 

シュタイナー教育では9才前後の子供におきることを「ルビコンの川を渡る」という言葉で表現します。ジュリアス・シーザーが「サイは投げられた」という名言を残して前へ進んだ有名な川=ルビコン。

もう後には戻れない「自我への第一歩」を意味しています。

 

私はこの「ルビコン川」のことをず〜〜っと覚えていて、自分の娘はどうなるだろう?とドキドキしていました。

 

今は、ほんとうに嬉しいです。

 

とりたてて「これがすごい!」とかいうわかりやすい自慢があるわけでないですが、長女がとても幸せそうにしていること。自分らしく生きていられること。小さな種から、ひとつ花が咲いたような気持ちです。

 

同じようなおとなしいお子さんをお持ちでお悩みの方、いっぱいいるのでここに残しておきます。

ひとりで遊んでいる子供を見ていて心配ですよね。

周りに振り回されてイライラしますよね。

でも自分の考えや好みは捨てて、その子をじっと見守ってあげたいですね。それが出来るのは親だけ。私もそれに最近ようやく気がついた。

 

テレフォン人生相談ではこんな回答もありましたですよ。

www.youtube.com

 

これは「双子の子供」っていうわかりやすいケースですけどもね。

 

 

さて、次女のルビコン川はどうなるか。

親は結構一番上の子供に気をとられがちなのでね。気をつけないと。